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架空線検知超音波センサー


クレーンやバックホー側での角度設定ではなく現実に細くてだらりと揺れ動く架線を直(ジカ)に検知して接触させない。基本、電線は直接検知すべきもので角度調整は補助的なやり方に過ぎないと考えます。

 <①高所作業車の安全監視として>

 高所作業車のバケットに取付ける場合は、写真にある”伸縮自在棒(弊社供給可能)”を使用し作業者を検知しないようにします。積載200Kg程度のバケットであれば逆円錐形の監視領域が直径2mもあります(2m距離)のでバケット上方をすっぽり傘のように覆う形となります。電線に限らず、上方のあらゆる障害物(天井・配管・梁等々)広範囲に検出します。 

一方、クレーンやバックホーのアームに取付ける場合は下図のように自在棒は不要で直接上向きにセンサーを取り付けます。

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超音波の専業が作るとこうなる!!

架線検知センサーは上方の電線を検知する場合は上記のように上向きに設置しますが、旋回時に引き込み線等の接触・断線を避ける場合はバケットの横に直付けします。              または下降時に床下にある見えない外灯等の障害物を検知するには床全域を覆うような検知領域を設定してバケット下方に設置します。以下の図のように設置します。

細い引き込み線を広範囲で確実に検出する驚異のOM-TR3C


電線にアームを引っ掛けないようにしよう!

<②クレーンに電線検知センサーを取り付ける>

 

動作範囲図にあるように検出距離を2mに設置しますと動作範囲径はちょうど2m径の広範囲にわたる”逆円錐形”となります。

 

(1)このセンサーの特徴はこの範囲内にあるあらゆる電線(直径は数ミリ以上)でどのような角度(基本45度以内)であれ検知するという点です。

 

(2)もちろん電線以外のあらゆる障害物も検知します。2m径の大き目の傘が障害物を監視しているというイメージになります。動作範囲においては最大級の安心感が得られます。検知距離が1.5m設定時の動作幅径は1.35mで1.0m設定時は85cmの動作幅径となり、上方を広域に監視できます。

 

(3)動作範囲が広くて大きいため ユニッククレーンの先端に取付ける場合であれ左図のようにブームとアームの屈折点につける場合であれ設置位置の自由度が高くなります。  



油圧ショベルのアームに電線検知センサーを取り付ける

例えば、Φ3mmの電線で20度以内の角度で2m以内の距離であれば確実に検知します。すごい!

この三眼は何だろうと思われると思います。これは画期的な今まで無理と思われていた”架空線検知”を初めて確実とした超音波センサーです。

36年にわたる屋外向け超音波センサーの製作に携わってきた経験と、お客様からの熱いご要望にお応えする形で第一弾の三位一体型センサーOM-GC/FVの完成から2か月目に完成させました。

電気工事関係者の方々が高所作業車を使って一番気になることは、

(1) 放電事故

(2) 感電事故

(3) 切断事故

だと言われています。これをOM-TR3C

は大幅に軽減します。

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必見、分かりやすい動画にしました。6分程度の動画です。

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センサーからの信号を受けて動作する各種無線警報器

先に発売したセンサーOM-AX/BLもそうですがこのOM-TR3Cも無線方式・充電池式で配線がありません。これらのセンサーの検知信号は警報となるヘルメットセンサー(OM-VCL)、回転灯付コントローラー(OM-BFL)やポケット式振動機(OM-SPV)に送信されそれぞれの警報は動作します。以下の動画ではセンサーはOM-AX/BLですが各種警報器は共通で使用できます。

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充電式のLEDコントローラーの型式は”OM-BFL/BTT”となります。


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異次元の姿をしたOM-TR3C ゲームチェンジャーワイヤーディテクションはスーパーセンサーである!磁石タイプ

そのほかの取り付け金具一覧(スライド式)

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OM-TR3Cの主な特徴とは

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特徴1.

Φ8のmm電線だと、センサーに対して最大30℃から40度の角度に対しても検出します。Φ3mmだと多少角度が落ちて25度程度でも検知できます。いずれも検出距離設定が2mだということを勘案すると、これは驚異的なことであります。

 特徴2.

出力は内蔵無線にて、先にご紹介したOM-AX/BLの受信アクセサリであるヘルメットバイブレーターや回転灯付コントローラーに送信されます。

クレーンやバックホーのアームに取付けて電線事故対策として無配線・無線は必須の条件です。

 特徴3.

電源は9V(8.4V)のリチウムイオンの充電式を採用しています。連続動作時間は10時間で急速充電だと1.5-3時間で充電です。

特徴4.

一般的な使い方はクレーンなりバックホーのアームにセンサーを上向きに取り付けて架空線や橋梁を検知して運転席のオペレーターに警報信号を送ります。このセンサーの発信信号は無線で離れたヘルメットバイブレーターや回転灯付きコントローラー(運転席に設置)に送信されます。

高所作業車のようにオペレーターとセンサーが近い場合はセンサーに内蔵しているブザー音が障害物の存在を知らせてくれるので他の受信警報機器は無くても使えます。

  

最大の特徴は電線が検知できるという点で従来のように重機側で角度制限をして事故を防ぐ方法も理解できますが、電線なり他の障害物をしっかりと検出して信号を出すのが本来のセンサーの役割です。

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バケットに取付ける場合、オペレーターに接触しないようにセンサーを高みに固定するための伸縮棒(モノポール)でシューを使用してポールに固定する

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